僕のPersonl Marketing
本田直之さんの「パーソナル・マーケティング」を読む。
Personal Marketing、とは何のことと一瞬思うかもしれないが、特に自分を売り込むとかそういう意味ではなくて、会社が個人をブランディングしていた時代、会社のブランドに個人が寄りかかることができた時代はとうに終わり、個人がその能力とスキルで自分自身をブランディングすることが必要になっている、ということだと思います。
適切に自分の資質を理解して、社会に貢献できる部分は何か、他人と同じではなく差別化できる部分はどこか、をきちんと認識しないと、マーケティングでいうところのプロダクトアウトの発想に陥ってしまい、社会に貢献することができず、どんなに自分はこんなに能力があります、とアピールしてもその主張は社会に受け容れられない、ということだと理解しました。
この本は単にパーソナル・マーケティングの手法を説明するだけではなく、ワークブックになっていて、課題に取り組むことで実際に自己分析する仕組みになっています。
確かにこの手の本は読んで分かった様な気になっても、実際に頭と手を動かしてきちんと考えないと意味がありません。
意外と自分自身のことは自分では分からないもので、きちんと言葉に落として可視化し、社会に貢献できる自分の強みを組み立てることが大事なのだと思います。きちんとワークを通じて自己分析をし、適切に自分の社会的な価値を形成していくことが必要と思いました。
これは先日勝間和代さんの出版された「やればできる」の内容にも通じるところがあります。
また、StrengthsFinderを受けたこともあって、自分の強み(といえるのかどうか分からないが、自分の特質)を前よりは具体的に認識できるようになったことから、ワークも思ったよりうまくできたように思います。
いろいろと今日はこの本にある課題に沿って自己分析をしてみたのですが(恥ずかしくてここには書けないが)、その中でひとつ、タグリストを作る作業が結構楽しく、自分自身を見つめるよいきっかけになったのでここに記しておきます。
Personal Marketing 71ページより
Work: 自分の興味のあることや得意なこと、気になることを、思いつくまま書き出して、タグリストをつくりましょう。
損害保険
再保険
損害保険仲立人
再保険ブローカー
再保険マーケットの動きを理解
プレゼンテーション
論理性
ロジカルな理由付け
分析的
読書
学習
経済の動き
効率化
Life Hack
旅行
海外旅行
海外滞在での学び
異文化への理解
英語
海外ドラマ
San Diego
London
Taipei
Shanghai
合唱
音楽
ベルギービール
これから学びたいこと:写真
・・・とまあここまで。
もっと出せるはず。
ファイナンス、アカウンティング、経営戦略なんて項目はぜんぜん学びが足りないのでここに記すには恥ずかしいが、将来的に理解を深め、自分の専門としたい分野。
年明けからのグロービスに復帰することにしたので、前回以上にしっかり頑張って学び、しっかりと自分のものにしたいと思います。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/11/19
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