2011-01-01から1年間の記事一覧

IDEA HACKS! 2.0 「場」への与贈を通して豊かになる

小山龍介さんと原尻淳一さんの著作「Idea Hacks!」の続編。 前作との大きな違いは「方法から場へ」という全体に通底するテーマがあること。 どちらかというとスキル重視と思われたこれまでのHacksシリーズと矛盾するようでもあるが、今回「はじめに」で著者…

ファシリテーター・はじめの一歩

先週参加した日本ファシリテーション協会 (FAJ) 東京支部定例会の振り返りをまとめておく。FAJの会員になって、2回目の定例会参加だった。今回は「はじめのい〜っぽ」というタイトルで、ファシリテーター初心者が実際にファシリテーターを務め、周囲からのフ…

「経験から学ぶ力」

「リーダーシップでいちばん大切なこと」「ご機嫌な職場」の著者である酒井穣さんがブログで紹介されていた本。 さっそく買って読んでみたが、酒井さんの本もそうだし、酒井さんの紹介される本はいつもそうなのだが、本当に考えさせられることが多い。人は経…

人生に向き合う力、社会に向き合う力 - 「働きながら、社会を変える。」

酒井穣さんが自身のブログで紹介されていたので興味を持って手にした本。著者である慎泰俊さんと彼の活動のことは酒井さんの「リーダーシップでいちばん大切なこと」でも紹介されていた。著者の意図とは違うかもしれないが、僕はこの本を「人生のリーダーシ…

誰でもリーダーになれる3つの約束

和田裕美さんの最新刊。 毎回和田さんの本には勇気づけられ、また前に進もうと思う前向きな力をもらうことができるが、今回も期待に違わぬ充実した内容だ。魂が込もっていると思う。 例によって特に心に響いた部分についてコメントしてみる。■とにかく明るく…

自ら成長し続ける

「グロービスの実感するMBA」シリーズの最新刊。このシリーズの「自問力のリーダーシップ」はリーダーとしての心構え、基本的な姿勢について分かりやすいストーリー仕立てで教えてくれ、リーダーシップの本などまともに読んだことのなかった自分には、わかり…

職場の「空気」を入れ換える

コーチ・エィの鈴木義幸さんの「職場スイッチ」を読む。 風通しのいい職場を実現するために、職場に流れる「空気」を入れ替えるためのアイディア満載の本。 この本を読んであらためて気づくことは、職場の「空気」を作っているのは自分自身であること。自分…

本番力

和田裕美さんの最新刊「本番力」を読了。 文章に勢いがあるからか、一気に読み通せた。 やっぱりいいこと書いているなーと思う。 辛くなったとき、決意したはずのことでも挫折しそうになった時に読むと、忘れそうになっていた自分の決意を思い出させてくれ、…

偶有性ー「モチベーションを思うまま高める法」の感想その2

小山龍介さんの最新刊を読んだ感想その2。各論的な方法論についても参考になる点が多い。「これは!」と思った点と今後の実際にどう自分に引き寄せ、実行するかについて書いてみようと思う。■作業は、実際に取り掛かってみると、予想していたほど時間がかか…

「モチベーションを思うまま高める法」

Hackシリーズの小山龍介さんの新作。 恥ずかしい話、本を読んでは影響を受け、頑張ろう、やり遂げようと奮起しては、思うようにならずがっかりして意気消沈したり、やる気を失ってしまうことを繰り返している自分だが、なんとか前向きな気持ちを持続し頑張り…

iPad2購入

iPad2を購入。 iPadと同様、Wifiモデルを購入。手に取るとiPadよりもずっと軽い印象だ。iPadは見た目よりかなりずっしりとして、カバンに入れて持ち歩く、あるいは手にとって読書するにはちょっとつらいという思いがあったが、ここまで軽くなると持った時の…

仕事を通して成長する

和田裕美さんの新刊「仕事で成長し続ける52の法則」を読んだ。 和田さんがこれまで出した本は営業・コミュニケーションに関するものと、「陽転思考」に代表される自己啓発のジャンルに入るものに大きく分かれると思うが、今回は「仕事」を全面に押し出してい…

「問い」が思考の流れを変える

コーチ・エィ社長の鈴木義幸さんが日経ビジネスOnlineで連載されている「鈴木義幸の人を動かす問いの力」という連載記事には毎回考えさせられてしまう。 コーチングについて勉強するようになり、「問い」が持つ自分や他人の思考を拡げたり、方向を変えたりす…

ポジティブ心理学

金井壽宏 編・著「人勢塾 ポジティブ心理学が人と組織を変える」を読んでいる。 「リーダーシップの旅」「リーダーシップ入門」を書かれた金井教授の本である。 「ポジティブ心理学」という言葉に心惹かれ、買ってみた。コーチングに関する本を何冊か読んで…

リーダーシップを学習する方法

引き続き、酒井穣 著「リーダーシップでいちばん大切なこと」からの気づきについて。「リーダーシップは自分の人生を自分らしく生きるために必要なもの」と定義した上で、今や「リーダーシップなしでは生きられない時代」と認識する。それではリーダーシップ…

「リーダーシップなしには生きられない時代」とは

酒井穣 著「リーダーシップでいちばん大切なこと」からの気づきについてさらに書いてみる。 この本が数あるリーダーシップについて書かれた本の中で少し毛色が違っているのは、「人生をよりよく、豊かに生きる」ためにはリーダーシップは欠かせない、そうで…

リーダーシップの定義

酒井穣 著「リーダーシップでいちばん大切なこと」を読んでいる。薄くて字も大きく、なんとなく軽く読めそうな本と思って軽い気持ちで買ってしまったが、読んでみてその奥深さにのめり込む。著者はリーダーシップを下記のように定義する。「人間のリーダーシ…

パーソナルOSという概念

伊藤守著「コーチングマネジメント」を読む。 とりわけ印象に残ったのが「パーソナルOS」という概念だ。 新しい考え方を取り入れようとしても、「パーソナルOS」が従来のままで変わらなければ(バージョンアップできなければ)行動に移せない(インストール…

リーダーは「究極的には個人主義者」

Presidentに続いて今週の東洋経済もリーダーシップ特集。変化の大きい時代に追い討ちをかけるように震災が起こり、危機を乗り切るためのリーダーシップに大きな期待が寄せられているように思う。 しかし、一方で思うのだが、リーダーはこうあるべき、こうあ…

合格発表

「保留」になっていたグロービス経営大学院の入試の最終結果を受け取った。 正直、不合格も覚悟していた。 自分の志の脆弱さ、本気度の低さを直視せざるを得ないような場面にも何度も遭遇した。 仕事でも、決断しなければならなかったときに逃げ腰だった自分…

リーダーが身につけたい25のこと

鈴木義幸著 「リーダーが身につけたい25のこと」を読んだ。 コーチ・エィ社長の鈴木義幸さんの著書。 この一年でリーダーシップや企業変革についての本を何冊も読んだが、この本はその中でもとりわけわかりやすく、共感しやすいものであった。リーダーとして…

新年にあたっての決意

2011年の念頭にあたっての決意をここに記す。■基本方針:自分に自信を持てるようになるための行動をすること。 今自分が心地良いと感じていること、心地良く感じている世界、心地良く感じている認識を脱却し、すこしずつでも前進することを行動原理にする。…

2010年 Charlie71の10大ニュース

■グロービスでの学びの再開、経営大学院の単科生にチャレンジ 会社の自己啓発制度を利用してグロービスのGMSで2007年に3科目受講したが、背伸びして受講した「経営戦略」のレベルの高さと負担感に敗北感を味わい、挫折してしまっていた。今回また経営につい…