早起きの効用

これまでずっと寝起きが悪く、朝いつもすっきり起きられないのが常だった僕が、5時半起き(あるいはそれよりも早く)をこの一ヶ月くらいほぼ続けている。これまでだったら1週間くらいで挫けていたのが、それほど苦痛にならずに続けられていることは、自分でも意外で、ここまで続けてきた自分を高く評価したいと思っている。

この一月で読んだ本の多くが朝の時間の効用を説いており、さすがにこれは偶然とは思えなかった。

まず、ブライアン・トレーシーの「完全無欠のマネジャーマニュアル」(きこ書房)から。

「考え抜く。これこそ、タイムマネジメントテクニックの最大の鍵ともいるものである。優れた経営者、非常に有能な人は、毎日、このことに時間を割いている。毎日三十分なそれ以上の時間をとって、自分のやっていることについて振り返り、考えをめぐらせている。

これをするのにいちばん適した時間は、朝である。朝起きたら三十分ほどの時間を作り、ただひたすら考える。」

「毎日三十分から一時間考え抜くこと、それが真の偉大さの始まりである。毎朝、時間を割いてじっくり考え、周りを見回し、自分の人生と行動を大局から検討することが大切なのだ。それによって、あなたのタイムマネジメントの仕方は、信じられないくらいに向上するだろう。」