「リーダーシップと人材マネジメント基礎」クラスでの学び(Day 1)

4月からはグロービスの「リーダーシップと人材マネジメント基礎」クラスを受講。
先日そのDay 1であった。
リーダーシップのクラスだけあって受講生はとにかく積極的。まだまだ開講しておらず顔合わせもしていない状態でMLで盛り上がっているくらいで、正直気圧されたが、自分も圧倒されずに積極的に参加し、学びを確かなものにしたい。

このクラスで何を学びたいか、終了した後、何を達成していたいか

?チームの活性化
メンバーそれぞれが、モチベーションを持って自主的に考えて自ら行動できるようなチームを作りたい。リーダーとして、マネージャーとして何ができるかを的確に考えて、実行できるようになりたい。
?リーダーシップの発揮
目標、ビジョンを伝える能力(発信力)を持ち、部下に共感してもらえる能力を身につける

経営戦略との関連
・外部環境(PEST, 3C)分析から導き出されたKSFに整合した経営理念、経営戦略、そしてHR戦略
・HR戦略は経営戦略に整合したものでなければならない
・すべてが整合し、ロジックでつながる

(気づき)
経営戦略・マーケティング基礎(と経営戦略コアも)を受講していながらあのチャートを説明する機会を与えていただいたのに、チャートが示すものを明確に言葉にすることができずメロメロに・・・なってしまった。
自分の理解不足を目の当たりにし、かなりショックだったが、HR戦略は経営戦略をつながりが深いということを理解できた。常に経営戦略と結びつけて考えるようにしたいと思う。
そのために経営戦略の復習もしたい。人に説明できないのは理解したことにはならない。

優れたリーダーとは?
(属性)情熱、コミュニケーション能力、信頼、魅力がある、尊敬される・・・
(行動)Visionがある、人を巻き込む、行動する、支援する、前向きにチャレンジする、相手を否定しない、褒める・・・

自分にとってのリーダー像
Jack Welch (元GE CEO)
・事業環境分析から有効な経営戦略を導きだすことができる、戦略をどんな抵抗があってもたじろがず実行できる(戦略構築力、実行力)
・会社の向かうべき方向性を、明確に示し、社員に伝え、社員を動かすことができる (ビジョン、コミュニケーション力、発信力)

リーダーシップ理論
?特性理論:有能なリーダーが備えている(生来持っている)特性について研究→リーダーは生まれつき

?行動理論:優れたリーダーの取っている行動について研究→リーダーは育成可能

マネジリアルグリッド
「スーパーマン型」がどんな状況でも優れたリーダーたりえる訳ではない

条件適合(Contingency)理論
4種類の行動のうちで条件(環境条件)に適合した行動のみがリーダーシップ行動としての効果を発揮する

パス・ゴール理論
目標(ゴール)を達成するまでの道筋(パス)を示し、必要な方向性や支援を与える

2つの状況変数
・環境要因(場)
・部下の適合要因(人)

キャロット社
エンパワメントリーダーシップ
・自立性をどれだけ植え付けられるか
・いかにゴールが素晴らしいかを理解してもらう。

エンパワメントの効用
部下にとって:モチベーション、育成の機会
上司にとって:部下に任せることによってもっと付加価値の高い仕事に集中できる、生産性・スピード感の向上

自信のない人に自信をつけさせる方法
小さな成功体験を積み重ねる
感謝をする:心理学的に、感謝をすると自分の自信にもつながる

自分なりの、大事にしたい言葉、キーワードを持つ
キーワードをコミュニケーションの軸にすると、よりよいコミュニケーションにつながる。

リーダーシップの本質は「本気力」
絶対、何が何でもやり遂げる覚悟がリーダーシップを支える(見えない氷山)
行動は水面に現れた氷山の一角。水面下にあるのが「本気力」

(気づき)
知識とか、スキルとかももちろん大事だけれども、人を動かすのはやはり最後は「本気」の心構えと思った。本でかじっただけの知識でリーダーシップを実践しようとしても、本気度が伴わなかったらメンバーに見透かされてしまうと思う。小手先のことでどうこうというのではなく、行動で自分の思いを示していきたいと思う。
それから、このクラスでの学びを本当に自分のものにするために、学びに対する貪欲な気持ちを持ち続けることが本当に大切だと感じている。「知覚動考」は胸に突き刺さるフレーズでした。決して受け身にならないように、とにかく頭と体を動かしていきたい。