世界級キャリアのつくり方

グローバル化する世界の中で、鎖国マインドから抜け出せず広い視野、見識を持ち高いプロフェッショナル意識を持って行動できる人材が日本には少ないのでは、という問題意識を基底に、世界と伍していける国際派プロの必要性を説く。
マッキンゼー一橋大学大学院の石倉洋子さん、医師の黒川清さんの共著。

日々の生活に流され、小さな会社の中の問題や個人の問題で神経をすり減らし視野を高くもつことすらままならない生活を送っていた自分に激しく警鐘を鳴らすような本だった。

高いプロフェッショナル意識、広い視野をもって世界を見つめ、自分の問題意識を持つことは容易なことではない。日常の些末な問題に振り回され、到底世界の問題どころではない自分が現実にいる。
しかし、たった1年間でも留学し、日本と違う世界に触れた経験を無にしないためにも、世界とつながっている自分を意識したい。
僕が小さなことで悩み、立ち止まっている間に世界中の人たちが競争している。
「国際派プロ」は今の自分の現状を考えるとあまりにもハードルが高いが、とにかく自分の殻を打ち破り、日本の殻を破り、世界に向き合う力を僕は身につけたい。

そのために、学ぶこと。知性を広げること。
自分の立ち位置を知り、3年後、5年後、10年後どうなっていたいか、世界の変化に向き合って自分自身のキャリアを真剣に考えること。
そして、行動すること。
行動しなければ変われない。

「国際派プロ」につながる自分のキャリアを形成するために、今日からでも変えなければならない点は多い。
まずは「表現力」と「時感力」であろうか。
自分の意見をまとめ、わかりやすく述べることはなかなかできない。
自分なりに考え、意見としてまとめることを自分に課したい。

さらに「時感力」とは物事の本質をうまく言い当てた言葉だが、優先順位の付け方、時間への感度を上げること、さらに目標ややることに必ず期限を設けてその中で成果を出すことを自分に課する。だらだらやっていても何も変わらない。
留学して帰ってきてからの4年半、何が変わったのか。目に見える成果はあまりない。
もっと目的をはっきりさせ、ゴールと期限を設定して自分の成長を促さないとただ時間が過ぎ去ってしまう。そのことの怖さを常に感じること。


A書評
・英語の勉強の見直し
Kindleによる読書をもっと本格的に
Kindleで英語の本を読みこなすこと 買うばかりで読めていない 通勤時間だけでは足りない 少なくとも週末3時間は英語の読書
KindleBusiness Week購読することにより毎週1記事でいいからFeature記事を読みこなすこと
・英語のコミュニケーション力 会議の英語 ぜんぜん手をつけられていない
・ブログに自分の意見をまとめる
・3年後、5年後の自分のキャリアを今月中に描く
・組織変革のコンサルタントになるためにはどうしたらいい?
ファシリテーション コーチング リーダーシップ 人前で話す能力 他人の意見を引き出す能力 質問する能力
・リーダーとして今のチームを仕切る 失敗しても成長できる とにかく自分のやりたいことを、明確にメンバーとコミュニケーションする メンバーを動かすためには何をすべきか ビジョンをつくり、他人が分かるように語る。
・今のチームのビジョンを1か月以内につくり、メンバーに語る。
・ブログに「自分の意見」をまとめることを課する
・自分のやること、目指すことすべてに期限を設ける