「リーダーシップと人材マネジメント基礎」クラスでの学び(Day 5)

1. 組織文化とは
組織メンバーの思考・行動に強く影響する
組織変革に当たっては分かも変えなければならない

(気づき)
私の会社の場合は「おとなしくて誰も意見を言わない、自分から動かない」文化です。
他のクラスの皆さんのお話しを聞いて、いろんな会社にいろんな文化があることを知った。
会社の戦略や組織、人事システムが文化を作りつつ、一方で文化が逆にいろいろな方面に影響していることも学んだ。

組織文化共有のメリット
・意思決定や行動の迅速化
・一体感・帰属意識
・模倣が困難(差別化要因)

(気づき)
良き組織文化は競争力の源泉となりうることが分った。
授業では組織文化の影響力に着目して意識的に文化を醸成する取り組みもあるということだったが、戦略に合致する思考や行動パターンを社員に教育することは戦略実行に大きく貢献することが理解できた。

2. ソニーと松下の組織文化
(1) 組織文化の形成のプロセス
・リーダーシップ、ビジョン、戦略、組織といろいろあるが、
「組織としての成功・失敗体験」も影響する

・それぞれの要素は相互依存的・循環関係
・組織文化は繰り返しにより強化
(例えば、戦略は文化に影響するが、形成された文化が戦略にも影響する)
・戦略を変える場合は文化も変えなければならない

(2)文化の評価
・評価をする場合「軸」が必要
・比較する場合「軸」は基本中の基本
・文化の評価の軸: 戦略とマッチしているか

(気づき)
以前受講した戦略クラスでさんざん言われた「軸」ですが、私はこの意味合いがなかなか理解できなくて、戦略クラスで相当苦労したことを思い出した。
確かに何を持って比較するのか、評価基準が無ければ(さらに、その評価基準が適切でなければ)、無意味な比較になってしまいますよね・・・。
たぶんまだ「軸」については使いこなせていません。戦略策定において適切な「軸」を正しく設定して、意味ある分析をできるようになることが自分の課題かと再認識しました。

3. 日本電産コパル
(気づき)
KSF(技術力、コスト競争力、スピード)を実現するための改革、という切り口で整理すると分りやすいものがありました。
成功要因と、改革の方向性、戦略がぴったりマッチしていたことが変革の成功要因ということか。

4. 組織変革
「見て、感じて、変わる」
日本電産の「掃除の徹底」のように、見た目が変わるということは意識にも大きな影響があるということは納得です。
私も今の職場の雰囲気や仕事への取り組み方をどう変えようかといつも考えているところだが、インパクトや納得性という意味で「見た目」は大事なんだろう。
いいヒントを得たような気がする。