リーダーシップ=本気力

グロービスGMS)で「リーダーシップと人材マネジメント基礎」というクラスを4月から受講しているが、最後の授業を来週に控え、最後の課題に取り組んでいる。
その中に「振り返りアサインメント」という、クラスで何を学んだか、学んだことを仕事でどう活かしたかということをまとめて短いレポートにまとめて提出する課題がある。
これは2年前に受講していた頃はなかったので、比較的最近導入された課題の仕組みだと思うが、きわめてよくできた課題だと思う。
今回は実務との結びつきが強い科目だっただけに、特にそう思った。

振り返りアサインメントを書いていて、あらためて自分での気づきがあったのでここにクラス終了直前にあたっての自分の学びを記しておきたい。

リーダーシップは「本気力」

リーダーシップの本質は「本気力」である、ということが学びとして非常に大きかった。
・絶対、何が何でもやり遂げる覚悟がリーダーシップを支える(見えない氷山)
・行動は水面に現れた氷山の一角。水面下にあるのが「本気力」
ということを授業で教わったが、確かに本気でやろう、という気持ちがなかったら回りは絶対についてこない。どんな困難なことであっても、本気で取り組む、やり遂げるという覚悟がリーダーとして周囲を巻き込むために重要なことだと理解できた。
そもそもこのクラスを選択した大きな動機が、自分がチームリーダーになったことからだった。
事業の停滞と、チームの雰囲気の沈滞を打ち破るために自分が何をできるのか、ということのヒントを得るためにこのクラスを選んだが、リーダーシップという点からは大きな示唆が得られたと思う。
正直なところ、リーダーとしての自信が持てなかったり、逃げ腰になりそうな時も多い、しかしこの言葉を思い出すとリーダーとして現実に向き合い、少しでも変えていくために頑張ろう、という気持ちになれる。
営業を継続的にできない、というのが現在のチームの問題としてあったが、
・解決策を考え同僚と話し合う場を設ける
・できそうなところから、とにかくアポを取って訪問する
・知識の問題は、チームで同じテキストを読んで理解を発表しあう場を作る等、継続して学ぶ仕組みをつくる
といった行動を、リーダーシップを発揮して始めることができた。
とにかく動く、行動に移すことの価値は、このクラスでの一番の学びだと思う。